【#1184】 白楽と駿馬

司馬遼太郎は「竜馬がゆく」で、竜馬にこの様な事言わせている。

仕事というものは旗手と馬の関係だ、と竜馬は、ときに物哀しくも
そう思う。如何に馬術の名人でも老いぼれ馬に乗ってはどうにもならな
い。少々な旗手でも駿馬にまたがれば千里も征けるのだ。
桂や広沢における長州藩、西郷や大久保、五代、黒田における
薩摩藩、いずれも千里の良馬である。土州浪士中岡新太郎いたっては、
馬さえいないではないか。徒歩で駆け回っているようなものだ。
(男の不幸は、馬を得るか得ぬかで決まる。)

経営者は駿馬を見出す白楽にならねばならない。