【#1414】 私見、8月6日、田母神氏の講演

この日誌に、6月30日に書いた「広島の平和とヒロシマの平和」に、
いろいろなご意見を頂きました。私の意見を支持する内容も反対もあり
ました。共に有難う御座いました。

私が言いたかったのは、田母神氏のお話しも「日本の国のあり方」であ
り「平和のあり方」であるということです。私は秋葉ヒロシマ市長の
「ヒロシマの平和」も立派な「平和観」であると思っております、しか
し田母神氏の「日本のあり方」も立派な「国家観であり平和観」である
と、私は思うのです。

また、主催団体が8月6日に行うことは、今までにない意義を持ってい
ると思います。「被爆都市ヒロシマからの平和メッセージ」と「中国、
北朝鮮、ロシアの核の脅威」、これらを合わせて考え、真の平和とは何
かを考える事は、広島市民にとっても、今までにない視点から「広島を
考える」「真の平和を考える」良い機会ではないかと思うのです。

政治の役割は「国民の生命の安全と、国家の利益を守る」事ではないか
と思います。特に国民の生命の安全は、災害時の救援もありますが、一
番大事なことは、国外の脅威から国民の生命を守る事だと思います。

国家は国の成り立ちや、地勢が違います。当然国家観も違います。日本
人は、外交は話せばわかると思っているが、それは平和ボケした日本人
にしか通じないことを知らない。話せばわかる外交なら、軍隊はいらな
いですよね。また北朝鮮だって、ミサイル打ち上げないですし、核実験
もしないですよ。話してもわからないのが国家間の諸問題です。

日本人、広島の人が考える平和と、外国が考える平和は違います。同じ
であって欲しいと思いますが、それは幻想であると思う。
それは歴史が証明していますし、有史以来絶えることのない戦争がもの
がったています。ですから私たちは「平和の大切さ」を訴えながら、し
かし一方では、「しっかりと自分たちで国を守る」という気概が必要で
あると思うのです。「平和」を唱えるだけで「自分たちで自国を守る」
事の心構えがなくて、「真の平和はないし」「主権国家」であるといえ
ないのではないか。

このような事からも、8月6日の田母神氏の講演が意義のある事だと思
うのが、私の意見です。