「九仭の効を一蕢にかく」という言葉があるが。
小さな行いに注意しなければ、挙句は大きな仕事の妨げになるという。
九仞の高さの山を作るのに、最後の一篭の土を盛り上げないために、全
てがダメになるという事を教えているようです。あと一息で成功するの
に、チョットした油断から大失敗するような時に使われる言葉なそう
だ。
孔子の言葉にも「山を作るに時、あと一モッコの土でも、やめたら、そ
れっきりだ。くぼ地を埋める時、たった一モッコの土でも、入れたら、
仕事は目に見えて進む」とある。
同じような言葉は、四文字熟語に「油断大敵」がある。
昔、ある王が家臣に油鉢を持たせて宮殿の中を歩かせ、一滴でも零(こ
ぼ)せば命を絶つと命じて、抜刀した者を後ろから付いてゆかせたこと
が語源らしい。