よく昔読んだ本を取り出して読み直す事がる。安岡正篤先生は「良書は何年経っ
ても新鮮で友達みたいなものだ」、と言う。私も昨年、課題作成をするために40
年前に購入した「ルカ・パチョリの簿記論」を参考にレポート書いた事があっ
た。何年経っても参考に文献としても新鮮であった。
今日、10年前に購入した「安岡正篤 論語の活学」を取り出して読んでいる。
私にとってはなかなかの良書だ。そのなかの一節に次の一文がある。
「共に並んで学ぶことはできても、共に道を行くことはできない。
共に道を行くことができても、共に立つことはできない。
共にたつことはできても、共に臨機応変、自由に問題を処理する
ことはできない」。
人の 世は千変万化・・なかなか難しいものである。