「事業とはいつも厳しい環境と戦う事なり」だな。2026年度の期末となり明後日は新年度に入る。今年も3ヶ月が過ぎようとしている。一日、一週間、一ヶ月何とも早いもので・・・・・日々コツコツコツコツとやる事だ。一日を大事にして今日の仕事をやり抜く。着実に確かにやる事が大事だと思う。日々これ人生、日々これ使命感を持ってやる、日々これ全力で誠心誠意を持って仕事に取り組む・・・・。
「鵜の真似をする烏といふことあり。人の利巧が商ひごとよく鍛錬し運よく仕合するをみて羨ましく思ひ、己も運も器量もなきに、その真似をすること、大木なる思い入れ違いなり。これを烏を鵜に使うといふ。とかく己は運も器量もなきものとし、少し仕慣し商いを、こよなき楽しみと思い、大切に勤るべし。」商人生業監より
人の商売はよく見えるものです。「あの会社はこの不況でもよく儲かっている。あの商品は利益幅が大きい。あの業種は不況しらずだ。」などの話をよく聞きます。他人の商売はいつも繁盛し儲かっているようにみえる。「隣の芝生はよく見える」もので、反対に自社の属する業界や自分の本業はいつも厳しいもの、辛いもののように思えるのです。
自分の能力を省みず、他社経営の真似をし、新規事業に進出するのは「鵜の真似をする烏」という事になります。本業を大事にし、こつこつと堅実に事業に精を出していれば商売は繁盛していきます。自分の得意な分野で成長していくことが最も事業が安定することなのです。
経営の新規事業の進出にあたっては、本業の経営資源を活かし小さく始める事が肝心であるともいわれます。「経営者にとって、本業を歩くことは容易であるが、他人の隆盛に気をとられたり、いろいろな儲け話の誘惑に耐えることが難しいのである」と言った経営者がいましたが、「烏を鵜に使う」にならないような勇気を持ちたいものです。