- 2025年3月24日
【#3259】季節は巡る
今朝、家を出る時、向かいの家の桜の木の花が満開だった。朝の空気は生暖かい。春だな。先々週までの寒波や雪は遠くに行った。四季は確実にめぐるっている。「季節は巡る」というが毎年春は確実に巡ってくる。 一昨日から吉川英治の「新・平家物語」を読み始めた。吉川英治歴史時代文庫全80巻の内の「18巻」の全集です。先月までは「三国志」を読んでいたが、三国志は「10巻」だったから、それに比べると平家物語は結構な長編だ。約8000ページはあるだろう。気長に時間を見つけながら楽しんで読むことにする。「祇園聖者の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、成者必衰の理をあらわす。奢れる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には滅びぬ。偏に風の前の塵におじ。・・・・。これからこの物語の世界に入るのが楽しみである・・・ 明日から奥州へ行き、漆の精製作業や「今まで勉強した製品化の為の製法スペックの実証実験」をする事にしている。又行政の訪問があるからその対応もあるし、精製機器の定期清掃もしなければならない。検査機器の取り扱いも勉強しなければならない。「お客様に支持されて高評価を得られる製品を作る」ためには、どの様な成分、品質のものをどの様なスペックで作るかそれを考えると身震いする程である。良い商品とは、品質が良くお客様から評価頂き「買って頂く」ものでなければならない。ただ「品質が良い」だけでは自己満足だ。「お客様に支持され満足して買ってくれるもの」でなければならない。これは商売の基本中の基本ですね。明日からこの事を肝に命じ更に頑張る。